小平市平櫛田中彫刻美術館小平市平櫛田中彫刻美術館

田中こぼれ話

平櫛田中こぼれ話《4》

平櫛田中は、筆まめな人でした。

旅行に出かけると宿泊先から当時一緒に暮らしていた次女と三人の孫たちに毎日一通ずつ手紙を書き送ることを習慣にしていました。

自宅から持参した「矢立(やたて)」という携帯用の筆記用具を使い、和紙にその日見聞きした様々な出来事を書きつづり、時おり旅の途中で見つけた草花を押し花にして貼付けるのでした。

旅行といっても、せいぜい2、3日の行程です。そのため手紙より先に本人が帰宅してしまうこともありましたが、田中は、その時々の気持ちを新鮮なまま家族に伝えたいという思いが強くあったので、そんなことは気にも留めませんでした。

当時は、現在の「メール」のように便利な伝達手段が無い時代でした。

こうした手紙類は、田中がいつ、何をして、何を考えたかを私たちに教えてくれる貴重な資料なのです。

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