1010 蕉翁像
蕉翁像(しょうおうぞう)
制作年不詳 木彫彩色 高21.5cm
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作品解説
作品のモデルである松尾芭蕉は、江戸時代前期の俳人で、現在の三重県の伊賀国上野の出身。十代の終わりに俳諧(はいかい)を学び、「野ざらし紀行」「笈(おい)の小文」「奥の細道」と、旅を重ねるごとに自らの文学的境地を深めて、「蕉風俳諧」を確立した。
この作品は、芭蕉の弟子の小川破笠(おがわ・はりつ)が制作した楽焼風の芭蕉像にならって作られた。